英国の金融規制当局(FCA)は、仮想通貨取引所Binanceが6月に同社に対して課した要求事項を遵守したことを発表しました。FCAはさらに、Binanceが一部の投資サービスの提供を許可されているものの、英国で暗号資産(crypto assets)に関連するサービスを提供する権限はないことを明確にしました。
Binanceは6月に課されたFCAの要求事項を遵守
英国金融行動監視機構(FCA)は水曜日、BinanceがBinance Markets Ltd.および英国で運営されているBinance Groupの他の企業に対して6月に課された要求事項を遵守したと発表しました。FCAは次のように記しています。
2021年6月25日、FCAはBinance Markets Limitedに対して要求事項を課しました。同社は要求事項のすべての側面を遵守しました。
規制当局は6月にBinanceに関する消費者への警告を発し、同社は「英国においていかなる規制対象活動を行うことも許可されていない」と述べていました。
英国の規制当局は当時、次のように指摘していました。「これまでの同社の取り組みに基づき、FCAは同社が効果的な監督を受ける能力がないと判断しています。これは、消費者に重大なリスクをもたらす、複雑でリスクの高い金融商品を提供するグローバルグループに同社が加盟しているという文脈において、特に懸念される事項です。」
Binanceは、その旨を示すFCAの通知をウェブサイトやメディアチャネルに表示することを義務付けられていました。また、同社は6月30日の営業終了までにすべての広告および財務プロモーションを削除し、FCAに書面による確認を提供することを命じられました。さらに、Binanceはすべての英国顧客に関するすべての記録を「安全に保管かつ保存」し、英国国内の場所に保持しなければなりません。これらの記録は、FCAの要請に応じて速やかに提供できるようにする必要があります。
FCAはさらに、Binanceが2018年4月からEddieukという名称で認可された投資会社であったことを説明しました。同社は2020年5月にBinance Capital Management Ltd.によって買収され、2020年6月に法的名称がBinance Markets Ltd.に変更されました。また、Binance UKという取引名も登録されています。
FCAによると、同社は投資アドバイスの提供、投資取引の手配、投資の保護および管理、顧客の資金の保有を含む、一部の投資活動を行うことが許可されています。
規制当局は、Binanceが「登録されるか、または当局がMLRs [Money Laundering, Terrorist Financing and Transfer of Funds (Information on the Payer) Regulations 2017] の経過規定を利用できる旨を同社に通知するまでは、いかなる暗号資産(cryptoasset)活動も提供しないという誓約書に署名した」と指摘しました。
この記事はこちらから転載されました。