米国上院議員は、Appleに、中国のサプライヤーであるChangXin Memory TechnologiesとYangtze Memory Technologies Coからのメモリチップの調達計画を断念するよう求めた。上院議員ジム・バンクスと上院民主党リーダーのチャック・シューマーが主導する両党の議員による書簡は、Appleに8月21日までに、どちらのサプライヤーも製造したコンポーネントを使用しないことを確認するよう求めている。
議員の懸念は、サプライヤーが中国政府や国防産業とのつながりを持っているという指摘に中心にある。YMTCはまだ商務省のエンティティリストに登録されているが、CXMTは現在リストに載っていない。
Appleは2022年にいくつかのiPhoneでYMTCのフラッシュメモリを使用することを検討していたが、議員が国家安全保障上の懸念を提起したため、計画を断念した。現在、会社は中国製のメモリチップを全て使わないように圧力を受けており、これにより、Samsung、SK Hynix、Micronなどのサプライヤーへの依存度が高くなる可能性がある。
サプライチェーンへの影響
この論争は、AIデータセンターが世界のメモリ生産の増加するシェアを吸収し、スマートフォンやその他の消費者向け製品に利用できる供給量を減らす中で発生している。中国のサプライヤーを遮断すると、Appleの価格交渉能力が弱まり、コンポーネントのコストが高くなる可能性がある。
市場への影響
Appleの株価は7月29日に$338.19で取引を終え、0.56%下落し、7月30日の取引でも下落が続いた。会社の四半期決算報告は近く、8月21日の回答によって、Appleが上院議員の要求を受け入れるか、中国製のメモリを地元で販売されるデバイス向けに継続的に評価するかが明らかになる。



